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最近、思うことがあって、
知識を得て頭がよくなる様には、
私が正義に努めても根本から正しくはなれない、
ということです。
(だからこそ、非常な努力で正義に寄り付こうとする。)
正義、実利、快楽、解脱、というのが、
一般にインド哲学や宗教で重んじられる人生の目的ですが、
沢山勉強して知識を得て、学術的な作業が上手くいく、という様には、
正義に努めても正しい人には中々なれなくて、
愚かで悪くて自分を自分で許せない様な自分だけが残るのを感じます。
それは実利でも、そうであるでしょう。
そういう、人生の目的、とわかっても、
それが実際の生活で手に入らない、降って来るのを待つだけに近い、
圧倒的に苦しい世界、という感じがします。
それは、幼い心で自然と思う、
神さまが好き、とか博愛的で、全ての存在をやさしくまもってくれて、
願い事も叶えてくれる、そんな、ある意味身勝手な神様觀とは相反します。
世界がこんなに、私には苦しいのに、と、
自然的生活で身に着く神様への幼い気持ち、というのはやはり裏切られた気持ちになるから、
それよりも生活のことや実際のことであって、
民の生活は実利に依る、とインド哲学も言う様に、
私も伝統宗教や自分の大事な経験論に出会う前は、
神さまが苦しい世界を提供した様に、宗教も裏切るであろう、と感じて、
一般の学問や遊びに耽っていました。
今回のテーマにもあります様に、
伝統宗教を学びますと、
そういう幼児の私を裏切ってくる様に思えた、
身勝手な幼い自分の心にいた神様、
というのが一掃されて、
あまりにも苦しい世界を よく説明する、伝統宗教の神觀、というのが、心に宿ります。
それが、びっくりすると同時に、納得するのです。
本当にすごい大好きな神さまが、くるしみで私を裏切ったのかも、という心の闇
(という明言できない心のわだかまりや不満)
を上手く、説明していて、
宗教の教えやその感情的経験や努めの人生経験など色々が、
別に、大好きな(大好きだった)神さまが
(私をくるしみに放り投げ)裏切った訳ではなくて、
最初に世界に生まれた人、私に対して、
真剣に付き合ってくださっていた、
私の思っていた博愛的で空想的な愛とは異なる正しい愛だった、
神的コミュニケーションの最初の真剣だったのだ、
とか、そういう様々でしょうが、
私は、あぁ、そうか、と伝統宗教に感じるものがありました。
特に一神教の伝統宗教などですね。
そして、その気難しい気もする神様との付き合い方も教えてくださいます。
戒律を守ったりする内に、楽しい神さま、という感じになってきて、
実際の苦界での毎日は、確かに苦しいままなのですが、
先の様な、世界へのネガティブな感情が和らいで、
昔以上に大好きな神さまへの気持ちが、
生まれ変わって強くなった、という感じになりました。
それは、世には大変なことが多いから、
全部戒律を守れる訳でもなく、
神さまも怖くなったり、過度に緊張したり、
本当にこの道、努めでいいのかな、と悩むこともありますけれど、
それでも、
大好きな神さま、仏サマ、王様が戻って来てくれた!
と言う様な感動があります。
そして、実際に、私にとっては かなり大変な宗教の試練の後には、
今までに感じたことのない安らぎや、
幼児が信頼する様な神さま、仏サマ、隠れたる王、等々もちゃんといてくださるのだろう、
と希望を持つこともできています。
それが全くの不思議であって、
どうしても主や貴女にも伝えたい、と
気持ちが高まるのです。
だから、ありがとう。
伝統宗教の主や
本当の創造主の好ましさに出逢ってください。
ありがとうございます。
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